Hazardous Chemical Substances有害化学物質

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基本的な考え方

有害化学物質に関する規制や世の中の関心は、世界的に年々厳しくなっており、適切な対応が事業の継続には必須となっています。
当社グループは、環境負荷物質の取り扱いについて、(1)お客さまからの要求への対応、(2)グループ内での取り扱い、(3)お取引先さまからの調達、の3つの段階から成る管理体制を構築しています。
法規制やお客さまからの要求に確実に対応するのはもちろんのこと、環境負荷物質による環境や人体への影響を小さくするよう、環境負荷物質の使用と排出の削減に取り組みます。

お客さまの要求への対応

製品含有化学物質に関する規制の強化を受け、自動車や電機・電子業界をはじめとするお客さまからの遵守要請が強くなっています。欧州のREACH規則を機に製品への化学物質の含有状況の調査が増加していますが、非含有宣言書の提出、IMDSやAISなどによる各種データの提出、管理体制に関する調査や監査への対応など、適切な対応に努めています。

グループ内での取り扱い

世界的に年々厳しくなる化学物質規制に適切に対応するため、製品への非含有管理と工場での使用管理をおこなっています。
有害化学物質には、規制の厳しさや有害性に応じて、ハザードランクを設定し、ランクごとの取り扱い基準を定めています。2015年度は、ハザードランクの運用を見直し、使用可否を審査する体制を強化しました。
今後も、法規制やお客さまからの要求を確実に遵守するため、有害化学物質の代替化や、管理の強化を図っていきます。

図 管理体系

ハザードランク

ランク 取り扱い基準 対象となる物質
禁止 使用を禁止する 法規則などで使用を禁止または強く制限されている物質
制限 代替化計画を立案し、使用量の削減をおこなう 禁止物質に相当する危険・有害性があり、特性上すぐに代替することが不可能な物質
要監視 製品に関わる購入資材に対して含有有無を把握する 禁止や制限はされないが、製品への含有の把握が求められる物質

工場での使用管理

工場では、PRTR対象物質の排出量削減に取り組んでいます。エコビジョン2015では、排出量2007年度比80%減を目指して活動してきましたが、事業変動などの要因により、結果は2007年度比34%減にとどまりました。
今後も、使用量の削減や代替案を検討し、排出量削減を図っていきます。

PRTR対象物質の排出量(単独)
PRTR対象物質の排出量(グループ)

お取引先さまからの調達

製品含有化学物質を適切に管理するためにはお取引先さまの協力が不可欠です。そのため、『グリーン調達ガイドライン』において、当社が禁止する有害化学物質を含有しないよう、お取引先さまへお願いしています。なお、当社のシステム基準とマテリアル基準を満たすお取引先さまをグリーンサプライヤーとして認定し、有害化学物質を適切に管理しています。