Special Feature 2015特集2015

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「進化」するニットク1

新製品・新事業で世界の皆さまに新たな価値を提供

企業理念の実現のために、当社グループはさまざまな分野で新たな価値を提供します。

新製品 温暖化・大気汚染を抑制する「吸気酸素センサ」を開発

当社は、世界に先駆け、多くの使用実績を持つ車載用排気酸素センサの技術を活用した「吸気酸素センサ」を開発、製品化を決定しました。排ガスの再循環をおこなうEGRシステムを精密に制御することで、さらなるディーゼルエンジンのNOx削減、ガソリンエンジンのCO2削減に大きく貢献。今後、量産に向けた準備を進め普及拡大に努めていきます。

新事業 環境問題の解決に貢献する燃料電池事業を推進

業務・産業用の次世代発電技術として実用化が迫る燃料電池。当社は2014年、固体酸化物形燃料電池(SOFC)の発電要素である「円筒セルスタック」の量産に向け、三菱日立パワーシステムズ株式会社と業務提携しました。低炭素社会の実現へ貢献すべく、両社の技術を融合させ、2017年度の生産ライン構築を目指して取り組み中です。

新製品 医療現場の負荷をより軽減する製品の改良を促進

骨欠損部や骨折部などの骨移植が必要な部位には、ペースト状の骨補填材が使用されます。「セラペースト」は当社が開発したペースト状の骨補填材です。
従来品は、混練棒を回転させ混練する方式ですが、混練にかかる作業負荷の軽減が課題でした。これを解決するため、混練棒を往復させるだけで混練を可能にする「セラペースト(改良品)」を開発し、医療現場の負荷軽減に貢献しています。

新製品 より安全・安心な医療用酸素濃縮装置「KM5 5touch(販売名 02フレッシュ-5G)」を開発

医療用酸素濃縮装置は、慢性閉塞性肺疾患(COPD)等の呼吸器疾患に罹患した患者さまが、ご自宅等で酸素療法をおこなうために使用される医療機器です。この装置は、コンプレッサーで圧縮した空気をゼオライトと呼ばれるセラミックへ窒素を吸着させることにより、酸素濃度を高めるものです。医療用酸素濃縮装置の普及により、多くの呼吸器疾患の患者さまが入院することなくご自宅で療養することが可能となりました。

しかし、酸素濃縮装置の普及の一方で、タバコ等の火気が装置に引火することによる火災事故も年々増加し、社会問題にも発展しています。深刻な問題となっている火災事故低減に向け、当社では、自動車関連で培ったセンサ技術を応用し、煙を検知して周りの方々に注意喚起を促す機能を搭載した本新製品を開発しました。

新事業推進エンジン「DNAプロジェクト」を推進

DNA(Dynamic New Approach)プロジェクトとは、2009年からスタートさせた新事業の推進エンジン。従来の研究開発部門のアプローチとは別に、全社を横断して新事業を生み出すための新たな取り組みです。
2014年春に開始した第4次DNAでは、若手からベテランまで、さまざまなスキルやアイデア、そして熱い想いを持った約30名の有志が集結。週1回ほどの頻度で合流し、自主的に結成したチームごとに社内外での調査を進め、新事業提案のプランを練り上げました。

2015年春の最終審査を経て、現在複数の案件が事業化に向けて検討が進んでいます。本来の目的である新事業創出はもちろんのこと、人材育成や組織文化の醸成に繋がる未来の日特グループをリードしていくプロジェクトとして飛躍が期待されます。

プロジェクトメンバーの声

活動を通じて
得られたものは大きい

センサー事業部 第2技術部
多比良

自分がやってみたいアイデアを実際に形にする機会を得られとても感謝しています。
事業を具現化する難しさ、詳細な検討後の想定顧客へのヒアリングや幹部への提案など、通常の業務では経験できない事業提案の一連の流れを体験できたことは、これからの仕事に取り組むうえで、自分にとっても大きな財産になると思います。

プロジェクトメンバー上司の声

センサー事業部 第2技術部
伊藤

新規ビジネスのタネは発掘できませんでしたが、人材育成面では大きな効果が得られたと思います。
通常業務では、あまり携わることのないマーケティングや企画に関する業務に携われたことは、本人のキャリアアップになったと思います。
また、凝縮された時間の中で、積極的にリーダーシップをとって進めたことで、リーダーに必要な経験をたくさん積むことができたと思います。
活動への参加により通常業務には痛手でしたが、本人の成長分を考えると良い投資だったと思っています。

プロジェクトメンバーの声

新規事業推進本部 新事業戦略部
井上

「何か新しいものを生み出したい。そのための努力なら楽しんでやれる。」
そんな想いから第3次DNAに参加しました。新規事業の立案ははじめての経験で苦労の連続でしたが、心強いチームメイトとともに提案した案件が採用され、事業成立可能性を検証していくことになりました。
私自身は現部署に異動し、事業化の可能性を探る毎日です。苦労はありますが、いかに壁を乗り越えるか、考え抜くことにやりがいを感じています。

DNAプロジェクト事務局の声

新規事業推進本部 開発企画部
後藤

DNAプロジェクトでは、年齢・性別・職種・部門を問わず、新規事業創出に意欲のある社員が、主体的に新規事業立案に取り組んでいます。
この活動は、役員をはじめ、メンバーの上司・同僚の理解があってこそ成り立っており、日特の懐の深さを感じます。
より良い提案に繋がるよう、我々事務局も成長しながら、全力でメンバーをサポートしていきます。


※所属・役職は2014年度当時