日特進化論の最終章

 株主の皆さまには、平素よりご支援を賜り、厚くお礼申し上げます。

 電気自動車(EV)へのシフトに関する昨今の一部報道にもありますように、自動車業界にとって大きな転換の時が訪れています。 現状、全世界での自動車生産のうち内燃機関を搭載しないEVの比率はわずかであり、内燃機関を搭載したプラグインハイブリッド車やハイブリッド車が増加していくという見方もあります。 しかしながら、長期的 にEVヘシフトしていく流れがあることは避けられず、今後を見据え、当社は今まで以上に飛躍していかなければなりません。

 昨年より第7次中期経営計画をスタートし、2021年3月期に売上高5,200億円、営業利益1,000億円を目標に、 取り組むべき3つの課題として「既存事業のさらなる強化」「新規事業の創出」「強固な経営基盤の構築」を掲げています。 「既存事業のさらなる強化」について、主力の自動車関連事業での需要が旺盛な好機を逃すことなく、利益を最大化していくことを目指してまいります。 「新規事業の創出」においては、当社の技術力を活かしながら、 環境エネルギー・医療・次世代自動車の新たな事業領域へ着実に歩みを進めています。 新規事業の創出が急務となっている今、挑戦するスピードをさらに加速させていく必要があります。また、新しいことに挑戦できる仕組みや企業風土を育て、 強固な経営基盤をグローバルで構築し、スピード感ある経営を実行してまいります。

 株主の皆さまにおかれましては、今後とも変わらぬご支援を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

代表取締役会長兼社長
社長執行役員

尾堂真一