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2017年06月22日
日本特殊陶業株式会社

企業情報

航空機部品加工用切削工具BIDEMICS(バイデミックス)の基本技術が 平成29年度 愛知発明表彰「愛知発明賞」を受賞

日本特殊陶業株式会社(会長兼社長:尾堂真一、本社:名古屋市瑞穂区)は 、このたび、一般社団法人愛知県発明協会が主催する「平成29年度愛知発明表彰」において、航空機部品加工用切削工具BIDEMICS(バイデミックス)の基本技術が「愛知発明賞」を受賞し、表彰式に参加しましたので、下記の通りお知らせいたします。



航空機エンジン部品には、高い耐熱性を有する「耐熱合金」が使用されています。優れた高温強度や耐熱性を有する一方で、加工硬化を生じやすい、熱伝導率が低い、さらには切削によって発生する熱が分散しにくいなど、金属材料の中でも代表的な難削材料として、高能率加工が課題となっていました。
この課題に対して当社は、「切削工具向けセラミックス材料」の技術を用いた発明により、切削工具の耐摩耗性、耐欠損性が向上することを見出し、耐熱合金の切削加工において、現状の切削工具に対し、2倍の高能率加工を可能としました。
本技術を応用した製品は、「BIDEMICS」として販売しており、「設備生産能力の向上」、「設備・人的資源の投資抑制」などに寄与しており、今回「愛知発明賞」を受賞しました。


<本発明の特徴>

本発明のセラミックス材料は、針状の炭化ケイ素ウィスカではなく、硬度、熱特性に優れる炭化タングステン、強度、靱性に優れるジルコニアで、化学的安定性に優れるアルミナを強化した微細複合組織材料を使用しています。各成分の含有量、粒径を制御することで、優れた機械特性および耐熱性を示すことを見出しました。


<「愛知発明賞」とは>

発明の奨励・育成を図り、科学技術の向上と地域産業の振興に寄与することを目的として創設されたもので、優秀な発明、考案、意匠を完成された方々、発明等の実施化に尽力された方々、発明等の指導、奨励、育成に貢献された方々の功績を称え顕彰するものです。



<航空機部品加工用切削工具BIDEMICS >                     <表彰式の様子>

                                       ※6月21日に名古屋商工会議所で開催された表彰式の様子

                                       [写真:左から当社 技術開発本部MP研究部 部長 光岡健

                                       一般社団法人愛知県発明協会 会長 石丸典生様、

                                       当社 技術開発本部MP研究部 主管 勝祐介]