Occupational Safety Activities労働安全の取り組み

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基本的な考え方

当社では災害の再発防止だけでなく、未然防止のためにさまざまな安全活動を実施しています。「ひと」「もの」「しくみ」の視点で安全文化の構築を目指し、安全最優先の取り組みを進めています。

業務事故の撲滅に向けて

2017年度の全社業務上災害発生件数は8件(2016年度:9件)で、全度数率は0.63でした。8件のうち1件は休業災害(2016年度:1件)であり、段取り作業中に手を挟まれた災害でした。この災害を受け、2018年4月より、当社および国内外グループ会社の設備の総点検を実施し、古い設備について追加の対策を施し、設備の安全レベルの底上げをおこなっています。
また、安全観察、ポケ手なし活動、即場KY等を継続し、業務事故の撲滅に向けて活動しています。

安全観察の様子
災害度数率の推移

2017年度の災害度数率の算定に対して、日本品質保証機構(JQA)による第三者検証を受け、下記の検証報告書を受領しました。

RA(リスクアセスメント)の取り組み

RAはOSHMS(労働安全衛生マネジメントシステム)の中心的な活動です。各職場にて設備・化学物質・作業から危険源を詳しく調査し、それぞれの危険源の評価をおこない、リスクレベルの高い危険源に対して優先的にハード対策やソフト対策(残留リスク管理)をおこなっています。
また、リスクレベルの高い作業に対しては、事業部の部門長が作業観察を実施し、リスクの改善に繋げています。さらに化学物質に関しては、規制強化の動向を受け、新しい評価方法を構築し活動しています。

作業環境の改善

化学物質を取り扱う職場や粉じん、騒音が発生する職場に対しては、法令に基づき作業環境測定を実施しています。第III、第II管理区分となった職場では、第I管理区分となるように改善を進めています。
また、暑熱職場では温湿度の測定、水分・塩分の補給、冷却保護具の支給、経口補水液の配備など、熱中症予防に取り組んでいます。
オフィスでは、照度・温度・湿度を適正に管理し、作業に適した環境を維持しています。冬季には加湿器により風邪の蔓延やインフルエンザの感染予防に努めています。

教育・訓練・啓発の充実

入社時の安全衛生教育に始まり、3年目・10年目・職長教育・係長・管理職教育と、各階層に合わせた安全衛生教育を実施しています。これらの教育を、国内グループ会社の従業員も受講できるようにしました。さらに全従業員に対する啓発活動として、毎年、各工場で安全衛生・環境大会を開催しており、安全衛生に関する取り組み紹介や危険体感機を経験してもらうなど、従業員の意識向上を図っています。
併せて、従業員だけでなくお取引先さまに対しても、当社の安全衛生活動を知っていただくために、安全衛生展示会を開催しています。
また、当社の安全文化構築のための教育・啓発ツールとして、全従業員へ配布している『安全衛生心得』をリニューアルし、各職場で読み合わせに活用するなど、従業員一人ひとりの安全行動に繋げています。職場の管理監督者は安全衛生管理の責任者として、職場パトロールやKYT、ヒヤリハット事例の共有化といった活動にも取り組み、これらの職場の活動状況については内部監査などで確認しています。

安全訓練道場における安全衛生教育訓練

「危険を感じる感性を磨き、災害にならないよう考える従業員を育成する」を方針として、2013年3月、ものづくり教育訓練場内に安全訓練道場を設立しました。
ここでは危険体感機による疑似体験によって言葉では伝えにくい「被災する怖さ」を受講者に実感させ、どのようにすれば災害を避けられるのか考えます。
挟まれ・巻き込まれなど職場で起こりうる災害を想定した35種類の危険体感設備があり、2017年度は当社およびグループ会社の従業員など、約2,000名が受講しました。新しく導入したバーチャル・リアリティー体感設備の本格運用により、多くの受講者が転落・転倒災害の危険性について学んでいます。2018年度も災害ゼロを目指して、教育内容のさらなる改善に努めていきます。

バーチャル・リアリティー体感の様子

安全衛生委員会でのルール順守活動

安全衛生委員会では 安全・安心な人・職場づくりを目指して、役員、工場長も参加し、ルール遵守活動をおこなっています。
特に歩行中の事故を防止するため、「ポケ手なし」の啓発に重点を置いて、全員が徹底して労働災害の撲滅を目指して活動しています。

「ポケ手なし」啓発ポスター