第7次中期経営計画

「進化」の先の「真価」を見据える5か年計画

1. 第7次中期経営計画「進化」

日本特殊陶業グループは、第7次中期経営計画を策定しました。
当社グループは、「良品主義」「総員参加」のもと、創意工夫・改善という変化を積み重ね、今日の日本特殊陶業グループを作り上げてまいりました。 これこそが当社グループの基本であり、今後もこの基本を忘れずにさまざまな課題に取り組まなければなりません。

そこで当社グループは、2010年に10年後のあり方を見つめた長期経営計画『日特進化論』を掲げました。「深化→新化→進化」の3年ごとのステージを踏まえて、世界中のお客さまに価値のあるモノをお届けできる圧倒的No.1のものづくり企業であること、高収益率企業であること、発展的企業であること、そして人“財”企業であることを実現し、2020年にすべてのステークホルダーに対して“真価(真の価値)”を提供することを目指しております。

「深化の3年」におきましては、当社グループを取り巻く環境変化の認識を持つべく、現業の深掘りと新ビジネスの種まきを方針の柱として、事業基盤の強化とさらなる発展への足掛りの構築に努めてまいりました。
次の「新化の3年」では、新しく変わるために現状を認識した後、環境変化にどのように対応していくかの方向性を決めるための準備期間として、「事業の選択と集中」と「新規事業の種まき」を実施してまいりました。

                    

今回の第7次中期経営計画では、「日特進化論」の総仕上げとなる「進化の3年」と、その先の「真価」を見据えた5か年で計画を策定しました。第6次中期経営計画の実施状況から得た経営課題を解決し、2020年に真価を提供できるよう、鋭意取り組んでまいります。

長期経営計画の全体像

2. 第7次中期経営計画「進化から真価」の概要

基本方針

「現業と新ビジネスの加速度的な発展」

取組課題

  • 既存事業のさらなる強化
  • 新規事業の創出
  • 強固な経営基盤の構築

■既存事業のさらなる強化
プラグ事業やセンサ事業においては、新興国市場でのシェア拡大、環境規制対応製品の強化、2015年に当社グループ企業となったWells社を活用した自動車関連製品の拡充を通じて、さらなる成長に向けて取り組んでまいります。
セラミックパッケージ事業においては、黒字化を目指し、収益に貢献する事業に再生してまいります。さらに、同じく2015年に当社グループ企業になったNTKセラテック社とのシナジー効果により、半導体製造装置用部品のさらなる強化を図ってまいります。

■新規事業の創出
「次世代自動車」を含めた非内燃機関向けの新製品を立ち上げ、「環境・エネルギー分野」と「医療分野」を中心とした新規事業のポートフォリオを高めてまいります。

■強固な経営基盤の構築
「既存事業のさらなる強化」および「新規事業の創出」を支えるためには「強固な経営基盤の構築」が不可欠であると考えております。具体的には、グローバルな全社最適視点でスピード経営を実行すること、フェアな処遇によるグローバルでの人材活用を実行すること、さらには、責任と権限を明確にし、横串での統括管理機能を目指した組織改編を実行してまいります。

業績目標

第7次中期経営計画最終年度となる2021年3月期(121期)に売上高5,200億円、営業利益1,000億円を目指します。

                                                                                                                                                   
経営指標 2017年3月期
(実績)
2021年3月期
(目標)
売上高 3,729億円 5,200億円
営業利益 536億円 1,000億円
営業利益率 14.4% 20%以上
ROIC 9.1% 13%以上
配当性向35.2% 30.0%以上
参考 2017年3月期
(実績)
2021年3月期
(目標)
ROE 7.4% 12%以上
一株あたり純利益 119.44円 300円
為替レート 1ドル: 108円
1ユーロ: 119円
1ドル: 115円
1ユーロ: 120円
 

第7次中期経営計画説明会資料3.0MB