2020年3月期上半期を終えて

 株主の皆さまには、平素よりご支援を賜り、厚くお礼申し上げます。

 2020年3月期上半期は、中国・アジア・欧州・北米などの世界的な自動車販売低迷に加え、半導体関連においてもメモリの市中在庫調整が継続するなど、厳しい市場環境となりました。このような中、主力事業である自動車関連事業では中国および米国での補修用製品の拡販、各国環境規制強化を背景とした高付加価値製品への需要シフトなどが順調に推移し、若干の減収となったものの堅調な結果となりました。また、昨年第4四半期よりCAIRE社を連結したことにより、2020年3月期上半期の売上高は過去最高となりました。しかしながら、市場環境は依然として厳しく、下半期においても大きな回復が見込めないため、2020年3月期は期初の業績予想を見直し、売上高4,330億円、営業利益540億円を予定しております。
 設備投資に関しては、厳しい市場環境にあわせて内容を選択、実行してまいりますが、中長期的に将来の成長に必要であるインフラ整備、新規事業への投資は継続して実施していく所存です。
 新規事業については、「環境・エネルギー」「医療」「次世代自動車」の3分野を掲げており、いくつかの新規製品においては商品化に向けて確実に進捗しております。森村グループ4社による新会社で事業を開始する燃料電池事業、中長期的な半導体需要の増加を見越した5G向け通信用アンテナの開発や、当社のセンシング技術を応用した陸上養殖向けの水質管理システムの開発など、様々な領域での取り組みを進めています。

 株主の皆さまにおかれましては、今後とも変わらぬご支援を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

代表取締役会長

代表取締役社長社長執行役員