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2017年02月17日
日本特殊陶業株式会社

企業情報

セラミックセンサ技術において 2017愛知環境賞「金賞」を受賞

日本特殊陶業株式会社(会長兼社長:尾堂真一、本社:名古屋市瑞穂区)は 、このたび、当社のセラミックセンサ技術が評価され、愛知環境賞の最高位である「金賞」を受賞いたしましたので、下記の通りお知らせいたします。


● 愛知環境賞とは
 愛知環境賞は、2005年愛知万博の開催に合わせ、愛知県により設立されました。省資源や省エネルギー、リサイクルなどに関する優れた技術や活動を表彰することで、資源循環型社会の形成を促進するとともに、広く全国に向けて、愛知県の環境技術や環境活動の高さを発信することが目的です。

● 受賞テーマ
 「セラミックセンサ技術の開発と革新による、世界の自動車の大幅なCO₂削減」

● 受賞内容の概要
 世界各国・各地域で排出ガス規制が強化されていく中、自動車の燃費向上のためには、温度、排ガス中の酸素濃度、振動など、自動車のさまざまな状況を把握し、フィードバック制御することが必要となります。当社は、耐熱性などのセラミックスの特性を活かした各種センサ(温度センサ・ジルコニア酸素センサ・ノックセンサ・全領域センサ・NOxセンサ)の開発・製造を行っています。このたび、これらのセンサが燃費向上、燃費向上に伴うCO₂削減効果、排ガスのクリーン化など環境負荷の低減に貢献している点が評価されました。

表彰式の様子 当社専務執行役員 川合
大幅なCO₂の削減に貢献する排ガス用酸素センサ
全領域空燃比センサ