Ceramic Gradesセラミック工具
セラミック工具について
用途に合わせた各種セラミックスの材種および形状を揃えています。

主な製品

セラミックシリーズ(アルミナ系)HC1・HW2
用途
鋳鉄の中・仕上げ、エンジンライナー、パイプビードの切削の加工など。
材料
高純度アルミナを主成分とし、緻密で微細な組織を有する、高硬度でかつ熱的、化学的に安定した工具材料です。
特徴
優れた耐摩耗性で、普通鋳鉄の高速仕上げ加工が可能。

セラミックシリーズ(アルミナ・炭化チタン系)HC2・HC4・HC6・HC7・ZC7
用途
普通鋳鉄、ダクタイル鋳鉄の中・仕上げ、高硬度材の加工(浸炭除去)など。
材料
高純度アルミナにTiCを添加し靭性を高めたセラミックです。
特徴
高温でも硬度が落ちにくく、耐摩耗性が高く靭性もあることから焼入れ材などの加工に適しています。

セラミックシリーズ(ウィスカ系)WA5・WA1
用途
インコネル、ワスパロイなどの耐熱合金加工や鋳鉄の高速加工に有効な材種です。
材料
アルミナを主成分にSiCウィスカを添加した材料です。
特徴
耐熱衝撃性に優れ、高レベルの耐摩耗性、靭性、耐フレーキング性を有します。

セラミックシリーズ(窒化珪素系)SX6・SX7・SX9・SP9
用途
SX6・SP9は普通鋳鉄の粗旋削・フライス切削に、SX7、SX9はインコネルなど耐熱合金の高速加工に適しています。
材料
窒化ケイ素を主成分とし、特殊な焼結法で緻密化した焼結体です。
特徴
窒化珪素セラミックの破壊靭性はアルミナ系セラミックの約2倍あり超硬合金に匹敵する高い耐欠損性を有しています。
切削工具についての最新情報・ご相談は「NTK CUTTING TOOLS」のウェブサイトをご覧ください。