Wide range oxygen sensor全領域空燃比センサ

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全領域空燃比センサについて

専用のインターフェイスと組み合わせて制御することにより、排気ガス中の酸素濃度に応じた出力を得ることができます。

主な製品

ZFAS®-U2

用途

専用のインターフェイスと組み合わせて制御することにより、排気ガス中の酸素濃度に応じた出力を得ることができます。 ストイキ点の精密制御から、リーンバーン制御、排気部品のリッチクーリング制御などの全領域空燃比をカバーする制御用センサです。 リーン領域の制御も可能になることから、ガソリンエンジンのみならず、ディーゼルエンジンへの適用も可能です。 従来型と比較して、耐久信頼性を大幅に向上させ、さらに早期活性を実現した全領域空燃比センサです。

特徴

  • 全領域での高精度な出力が可能。
  • 基準大気を必要としない完全防水構造。
  • 耐熱性に優れ、耐久信頼性を大幅に向上。
  • 素子とヒータとの一体構造による早期活性。(5秒)

酸素センサがリッチ・リーンの判定のみをすることに対し、全領域空燃比センサでは理論空燃比からの偏差量がわかるため、より精密な理論空燃比制御が可能です。 下図(モード運転時の発生空燃比の度数分布)は、空燃比の制御頻度を比較した度数分布です。 理論空燃比から遠ざかる程、排気ガス中の有害ガスが多くなり、理論空燃比近傍だとクリーンな排気ガスとなります。 全領域空燃比センサによる制御は、酸素センサによる制御と比較し、制御空燃比がより理論空燃比近傍に分布し、排気ガス中の有害ガスの発生量が少なくなることを示しています。また、全領域空燃比センサを使用すれば、理論空燃比以外での空燃比制御も可能となるため、リーンバーンやディーゼルでの適用も進んでいます。

XCU®-UA(ZFAS®-U用ASIC)

用途

XCU®-UAは、ZFAS®-Uの制御回路を1チップ化したASICであり、車両CPU間のインターフェイス回路として、ZFAS®-Uをコントロールします。また、ZFAS®-Uの素子温制御情報を車両ECUへ出力し、素子温度コントロールすることで、安定した酸素濃度出力を得ることができます。

特徴

  • ZFAS®-Uの基本制御回路。
  • 素子温制御回路を内蔵。
  • ASIC状態入出力用デジタル通信(SPI)を搭載。
  • 断線やショートなどの基本OBD検知機能。

ZFAS®-U2-SM(制御回路コネクタ内蔵タイプ)

用途

コネクタ内に制御回路を内蔵したSmartタイプの全領域空燃比センサです。 酸素濃度出力やその他のセンサ状態情報は、コネクタ内の制御回路から、CAN通信にて車両側ECUへと情報伝達します。 これにより、ASICやセンサ制御回路を車両ECUに組み込む開発工数を削減することが可能です。 また、センサと制御回路が一対になることで、センサの補正情報を制御回路に直接書き込むことができるため、センサ個々の補正情報を用いた高精度補正が可能となります。 吸気側酸素濃度センサとして応用できます。

特徴

  • コネクタ内への制御回路を内蔵
  • CAN通信機能
  • 実績のあるZFAS®-U2センサ本体を適用。
  • OBD機能。
  • 高精度補正。