Challenge for Innovationパラジウム(Pd)水素透過膜

水素社会の実現を加速させる
「パラジウム水素透過膜」

当社では、水素を選択的に透過させられるパラジウムの特長を活かし、高純度な水素の製造や水素の添加反応に利用可能なパラジウム水素透過膜を開発中です。
パラジウム水素透過膜を世の中に提供することで、水素社会の実現を加速させます。

パラジウム水素透過膜がもたらす水素利用へのイノベーション

燃料電池自動車の登場によって、クリーンエネルギーとして非常に注目が集まる水素ですが、
燃料としての利用以外にもさまざまな用途があることをご存知でしょうか?

還元反応による潤滑油の長寿命化や排ガスの浄化等、水素が活躍する舞台はまだまだたくさんあります。

水素透過の仕組み

パラジウムは、さまざまなガスの中から水素を選択的に透過させることが可能です。
また再結合前の水素(活性水素)は、強い還元作用を持っていることが知られています。

燃料電池自動車にも使える高純度水素製造

燃料電池自動車の燃料には、高純度な水素が必要とされます。当社のパラジウム水素透過膜は、不純物のほとんどない高純度な水素(99.99vol%以上)を製造することができます。さらに、膜に触媒を近接させることで、従来のシステム(約800℃)よりも低い温度(約500~600℃)で水素を製造できます。

  • 還元作用による潤滑油の長寿命化

    機械を動かすために必要な潤滑油は、酸化すると劣化します。当社のパラジウム水素透過膜から発生する活性水素は、潤滑油に含まれる酸化防止剤を還元作用によって再生することが出来るため、潤滑油をきれいな状態で長く使うことができます。

※両サンプルとも同じ条件で酸化をした潤滑油です。「水素透過膜あり」は酸化と同時にパラジウム水素透過膜を利用して水素還元をおこなっております。

  • パラジウム水素透過膜表面への触媒付与による高機能化

    有機合成の分野における重要な反応のひとつに水素添加反応があり、パラジウムカーボンと呼ばれる触媒が利用されています。しかし、パラジウムカーボンは高活性ゆえに非常に不安定であり取り扱いが難しいという問題がありました。我々はパラジウム水素透過膜上にパラジウム粒子を担持することによって取り扱いが容易なパラジウム触媒の作製に成功しました。パラジウム以外の金属触媒をパラジウム膜上に形成する事も可能です。

これまでに紹介してきた以外にも水素製造、水素添加、還元反応を用いた用途がありましたら
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