Challenge for Innovation水素漏れ検知センサ

燃料電池自動車の普及を支える
「水素漏れ検知センサ」

クリーンエネルギーである水素を動力源として走る燃料電池自動車(FCV)を安全に走行させる為には、水素の漏れを正確に検知する必要があります。当社が開発した水素漏れ検知センサは、素早く正確に水素の漏れを検知でき、既にFCVに量産採用されています。

水素漏れ検知センサがもたらすイノベーション

  • クリーンエネルギーへのイノベーション

    水素は燃やしてもほとんど有害ガスが出ない次世代のエネルギーとして期待を集めています。水素エネルギー実用化の代表例であるFCVの普及が進むことにより、大気汚染や地球温暖化の抑制に大きな効果をもたらすと考えられています。

  • 究極のエコカーFCVへのイノベーション

    水素は無色透明で匂いがなく、空気中に漏れても運転者は気付くことができません。FCVの安全走行には、わずかな水素の漏れも素早く検知できる高精度のセンサが不可欠です。

水素漏れ検知センサの仕組み

当社が新開発した「熱伝導式」センサは、ヒータ(検知素子)で水素が奪う熱量を測ることで水素ガスの有無を高精度に検知します。

センサ開発のアドバンテージを活かして実現した特長

水素漏れを素早く検知し、FCVの安全な走行を支える為に、当社の水素漏れ検知センサには以下の特長があります。

劣化しにくい熱伝導式検知原理

他社で実用化されている水素漏れ検知センサは、主に「接触燃焼式」という方式を採用しています。これは検知素子(ヒータ)に白金やパラジウムなどの触媒を塗っておき、漏れ出した水素と触媒との化学反応で発生する熱によって検知をおこなう仕組みですが、この方式には触媒の劣化や剥離が起こると正確な検知ができなくなる欠点があります。
これに対して当社が独自開発したのが「熱伝導式」という新しい検知方式です。これは水素によって奪われる熱量を測定することで水素ガスの濃度を検知する方法です。水素は熱伝導率が非常に高いため、水素が存在するとヒータから逃げる熱量が大きくなり、この放熱量の変化によって水素濃度を検出できるのです。

MEMSマイクロヒータによる高速起動・応答

  • MEMSマイクロヒータを採用している為、万一の時にも即座に反応することが出来、応答までの速度は2秒です。

    車の振動や衝撃にも強いため、長期間に渡って使用されるFCVに最適な水素漏れ検知センサとして、各自動車メーカへの提案活動を進めています。

    ※MEMS(メムス):「微小な電気機械システム」という意味の英語「Micro Electro Mechanical Systems」の略称

当社の水素漏れ検知センサは、現在FCV向けに生産しております。
水素を検知するセンサについて、ご質問等ございましたら、お気軽にお問合せください。

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