Challenge for Innovationゼオライト分離膜

産業の省エネルギー化に貢献する
「ゼオライト分離膜」

地球温暖化が叫ばれる中、エネルギー消費の少ない膜分離法が注目されています。
当社は、これまでに培ったセラミックスの材料・成形技術を活かし、耐熱性、耐薬品性、耐圧力性に優れ、
分子レベルでの分離が可能なゼオライト分離膜を開発中です。

ゼオライト分離膜がもたらす地球環境へのイノベーション

石油化学関連産業において、国内の製造業全体の約40%のエネルギーが消費されているのをご存知でしょうか?
さらにその消費エネルギーの内、溶剤精製のための脱水を目的とした蒸留工程にて約30%~40%のエネルギーが使用されています。

このため、CO₂排出量の増加による地球温暖化を防ぐためにも、脱水方法の省エネルギー化が求められています。

膜分離法とは

物質を分離する技術には「蒸留」や「抽出」などがありますが、膜を使用して分離する技術のことを膜分離といい、膜分離に用いられる膜を分離膜と言います。分離膜は気孔のサイズによって分けられるものが異なります。当社開発品のゼオライト分離膜では、分子レベルでの分離が可能です。

ゼオライト分離膜による膜分離の仕組み

ゼオライトは規則正しい細孔を有している素材です。そのゼオライトを多孔質アルミナチューブの外側に成膜したものに、含水溶剤を透過させることで水分子を除去することが可能となります。
蒸留等の従来の脱水法と比較し、分子サイズの違いを利用して物理的に水分を除去するため、エネルギー消費を抑えることが可能です。

  • セラミックスの特性を活かして実現した特長

    当社のゼオライト分離膜はセラミックスの特性を活かして、耐熱性、耐薬品性、耐圧力性に優れており、金属や高分子の膜よりも適用範囲の幅が広がっています。また、支持体からゼオライト膜まで一貫して開発することで、さまざまなご要望に対応することが可能です。
    現在当社では、エタノール、酢酸、イソプロピルアルコールの脱水に適した膜を開発中です。

ゼオライト分離膜は、既存技術では分離が困難なものを分子サイズや吸着性の違いを利用して分離することが可能です。
石油化学関連分野以外の用途についても、お気軽にお問い合わせください。

お問い合わせ